エンタメ取材ライターとして活動する中で、写真撮影は欠かせない業務の一つです。
しかし、スマートフォンのカメラでは不十分な場面も多く、一眼カメラの導入を検討するライターも少なくありません。
本記事では、一眼カメラの必要性や選び方について解説します。
エンタメ取材ライターに一眼カメラは必要
スマホカメラはズームすると画質が落ちる
取材先によっては、演者との距離がかなり離れていることがあります。スマートフォンのデジタルズームでは画質が劣化し、細部までクリアに撮影することが難しくなります。
一眼カメラであれば、高倍率のズームレンズを使用することで、遠くの被写体も鮮明に撮影できます。
スマホ撮影は一般の人が映り込みやすい
スマートフォンのカメラは画角が広いため、イベント取材では一般の観客がフレーム内に入り込んでしまうことがよくあります。
これを防ぐには、撮影後にトリミングや加工が必要になります。
しかし一眼カメラの望遠レンズを使えば、余計な背景を省いてピンポイントで撮影が可能です。
取材依頼の増加につながる
一部のメディアではミラーレスカメラでも問題ありません。
しかし、私は一眼レフカメラを使用し始めてから取材依頼が増えました。
プロ仕様の機材を持っていることで、信頼度が向上し、より多くの案件を獲得しやすくなります。
ライター業界は競争が激しい
エンタメ取材ライターは多くの人が参入しており、案件を勝ち取るためには他のライターと差別化を図る必要があります。
一眼カメラを持っていることは、大きなアピールポイントになり、採用される可能性が高まるでしょう。
エンタメ取材ライターのカメラの選び方
ズームレンズキット付きのカメラを選ぶ
取材現場では、被写体との距離が一定でないことが多いため、ズームレンズがあると便利です。
標準ズームレンズがセットになったカメラを選べば、幅広い撮影シーンに対応できます。
初心者でも操作しやすいカメラを選ぶ
一眼カメラにはさまざまな機能がありますが、最初のうちはシンプルで操作しやすいモデルを選ぶとスムーズに使いこなせます。
初心者はレンタルも選択肢に
初めて一眼カメラを導入する場合、購入する前にレンタルで試すのもおすすめです。
機材の操作性や画質の違いを実際に体験することで、自分に合ったカメラを選びやすくなります。
オートモードが充実しているカメラなら、設定に悩まずに撮影が可能です。
一眼レフVSミラーレス
一眼レフとミラーレスには、モデルにもよりますが画素数はほぼ変わりません。
価格 | 重量 | レンズの多さ | バッテリーの持ち | |
一眼レフ | △ | △ | ◎ | ◎ |
ミラーレス | ◎ | ◎ | △ | △ |
一眼レフ
レンズの種類が豊富で後から困りにくい
ミラーレス
レンズの種類が少なく買い替えるハメになるかも
安くて軽い(扱いやすい)
私の使用カメラ
私はキャノンEOS Kiss 10Xを使用しています。
このカメラは初心者でも扱いやすく、軽量で持ち運びがしやすいのが特徴。
ズームレンズキット付きのため、取材先のさまざまな状況に対応可能です。
特にイベント撮影では、高品質な写真を素早く撮影できるため、非常に重宝しています。
まとめ
エンタメ取材ライターにとって、一眼カメラは案件獲得や高品質な写真撮影のために重要なツールです。
スマートフォンでは難しいズーム撮影や余計な映り込みの防止ができ、
プロとしての信頼度も向上します。初心者はレンタルで試しながら、自分に合ったカメラを選ぶのも良い方法です。
ズームレンズ付きで操作が簡単なカメラを選び、取材の幅を広げていきましょう。