Webライターのよくあるトラブルについて知りたい!
回避する方法はある?
このような疑問にお答えします。
この記事を読めば、Webライターによくあるトラブルを事前に回避する方法がわかります。
Webライターのトラブルでよくある事例7選と対処法
Webライターのトラブルでよくある事例と、やるべき対処法をご紹介します。
Webライターのトラブル | 対処法 |
---|---|
報酬が支払われなかった | 状況確認を行う |
相手が音信不通になった | 一旦作業を中止する |
案件の大幅な変更や追加依頼があった | 交渉する |
キャンセルされた | 交渉する |
不当な評価をつけられた | クラウドソーシングの規約を確認する |
詐欺案件だった | 違反報告をする |
損害賠償になった | 計約内容を確認する |
報酬が支払われなかった
報酬を支払われなかった際に考えられる原因は3つあります。
- 単に支払いを忘れている
- 何らかの理由で支払いが遅れている
- そもそも支払う気がない
1,2の場合は、まずクライアントと連絡をとりましょう。
連絡が取れず、3に該当する場合は使用サイトの規約を確認して違反報告を行いましょう。
相手が音信不通になった
相手が急に音信不通になった場合は、まず一旦作業を中止してください。
長い期間連絡が取れなければ、「報酬が支払われなかった場合」と同様に違反報告を行いましょう。
案件の大幅な変更や追加依頼があった
案件の大幅な変更や、追加依頼があった場合の対応をご紹介します。
- 追加や変更分の報酬を交渉する
- 納得できなければお断りする
トラブルに巻き込まれないためにも、あらかじめ「ここまでは対処できるがここまではムリ」と決めておくといいでしょう。
キャンセルになった
突然仕事がキャンセルになり、すでに仕事の着手をしている場合は下請法が適用されキャンセル料を請求することができます。
しかしクラウドワークスやランサーズの場合は、キャンセルした案件の仮払い分はクライアント側に全額返金されます。
不当な評価をつけられた
Webライター側に非がないのに、自分の思い通りにならなかったからといって不当な評価をつけるクライアントがいます。
クラウドワークスは以前まで、評価後2週間以内であれば評価の変更ができました。
しかし2022年1月より、規程が変更されたため評価の変更は一切できません。
クラウドソーシング | 評価の変更 |
クラウドワークス | × |
ランサーズ | △ |
また、ランサーズは自分で評価の変更はできませんが、条件を満たす場合はサポートに問い合わせることで評価を変更できます。
不当な評価をつけられないようにするためにも、契約前にトラブルを起こしやすいクライアントを見抜く必要があります。
詐欺案件だった
案件を受けたら、有料教材の購入を求められた!
セミナーやスクールの勧誘を受けた…
詐欺案件を受けてしまった場合、相手に応じる必要はありません。
きちんとお断りし、違反報告を行いましょう!
損害賠償になった
Webライターが損害賠償となる例はいくつかあります。
- 納期遅れ
- 情報漏洩
- コピペなど納品物の著しい不備
契約が発生する以上、Webライターも損害賠償になるリスクがあるため注意しましょう!
Webライターのトラブルを回避する方法
Webライターのトラブルは、気をつければ未然に回避できるものがほとんどです。
-
- 仮払いを確認してから執筆する
- 取引先の情報をチェックしておく
- 料金表を決めておく
- クライアントの評価欄を確認する
- フリーランス保険に加入する
仮払いを確認してから執筆する
クラウドソーシングを利用する際は、必ず仮払いされていることを確認してから業務に入りましょう!
ある程度信用のあるクライアントでも、急にキャンセルとなる場合もあります。
自己判断はせず、仮払いされていない場合はクライアントに「仮払い後業務に入ります」と伝えてください。
取引先の情報をチェックしておく
- 取引先の会社名
- 代表者の氏名
- 取引先の住所
契約前に怪しい部分がないか、取引先の情報はしっかりチェックしておきましょう!
料金表を決めておく
フリーランスの場合は特に、「この作業で〇〇円」という料金表を決めておきましょう。
料金を明確にしておくと、契約がスムーズに進むだけでなくリスクヘッジにもなります。
キャンセル料や変更料もしっかり決めておきましょう!
クライアントの評価欄を確認する
クラウドソーシングの場合は、クライアントの評価欄をしっかり確認しておきましょう。
評価がいい、悪いだけでなくキャンセルが多すぎないかも見ておくことをおすすめします!
フリーランス保険に加入する
フリーランス保険に加入しておくと、いざという時のトラブル対処に役立ちます。
Webライターとトラブルになるクライアントの特徴
案件と関係ないことを強調
スキルアップできる!など、案件と直接関係のないことを強調している場合は要注意です。
このような案件は報酬が安すぎるため、やりがいに頼りWebライターを集めている可能性があります。
また、Webライターの適正単価を知らない未経験者や主婦層を歓迎することを強調している場合もやりがい搾取の可能性があるため注意です。
テストライティングの報酬が安すぎる
本採用は2.0円なのにテストライティングは0.1円など、本採用の単価の割にテストライティングの報酬が安い場合も危険です。
本採用で高い報酬を払えるならテストライティングも高く設定し、スキルの高いWebライターを雇うはず。
テストライティングの報酬だけ明らかに安い場合は、テストライティングだけを行い安い単価で記事を集めている可能性があるため気をつけましょう。
悪い評価が多い/評価が1件もない
悪い評価が多かったり、評価がまだ1件もないクライアントの案件に応募するのはリスキーです。
クライアントの評価や評価数は、トラブルを避けるためにも必ずチェックしましょう。
また、プロフィール写真が未設定の場合(初期アイコン)や本人確認をしていない場合もクライアントの人となりが判りづらいためやめましょう。
メッセージに違和感
やり取りの時点で高圧的な対応をされるなど、メッセージに違和感がある場合も避けた方がいいでしょう。
最初のやり取りの時点で違和感がある場合、採用されたとしてもトラブルになる危険性があります。
仮払いをしていないのに記事を催促
クラウドソーシングサイトには仮払いという、クライアントの未払いを防ぐシステムがあります。
仮払いを行なっていないのに記事を催促するクライアントは、記事の提出後に報酬未払いで音信不通となる可能性があるのです。
仮払いが終わっていない場合は終わっていないことを伝え、必ず仮払いが終わってから業務に入りましょう。
Webライターによくあるトラブルを回避しよう!
Webライターとクライアント間のトラブルは非常に多いです。
しかし問題を起こしやすいクライアントを避ければ、トラブルに巻き込まれるリスクを下げることができます。
ぜひこの記事を参考にして、地雷クライアントを回避してください。